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「 【天王のアカガシ】神域の樹木として崇められた、推定樹齢500年のアカガシは一見の価値あり 」

【天王のアカガシ】神域の樹木として崇められた、推定樹齢500年のアカガシは一見の価値あり

樹高22m、幹周5.2mの希少な巨木として1983年に大阪府天然記念物に指定された、天王のアカガシ。 アカガシは暖帯に自生する常緑高木なのですが、カシの中でも耐寒性が強いので天王の高地でも生育して、巨木となったそうです。 それにしても、何故ここに、このような立派な木が残っているのでしょうか...?

ここには稲荷神社があり、辺りは神域の樹木として崇められ、大切に保存されてきた。

国道173号天王トンネル南口の道路脇から山道を進んでいくと、突然2本の大木が姿を現します。
手前の木が天王のアカガシと呼ばれているもので、後ろの一本もアカガシです。2本とも大阪府の天然記念物に指定されています。


この場所には小さな祠がありますが、ここにはかつて神社(大梵天王社)があったのです。
天王村の氏神として「大梵天王」が祭祀されていました。
大梵天王は仏教護持の神の中でも筆頭に挙げられ、他の四天王より最上の地位にある仏のこと。

アカガシは社の御神木として村の人から大切に守られてきたようです。

室町時代に疫病が大流行したときに、高僧より「社を村の下手より清浄な上手に移すべし」という神のお告げがあったことから、社は高台に移されました。それが現在の高皇産霊(たかみむすび)神社になっています。


写真/高松祐太

地元の人によって近年建てられたという自然石を組んだ祠。

ここが神域といわれると、確かに特別な神秘的な場所のように思えてきます。能勢町の東にある「野間の大けやき」も地域の御神木ですが、それとは全く違う雰囲気です。

荒くゴツゴツした幹肌。捻れながら空に向かって伸びている枝。
まるで何かを叫んでいるかのような、独特の存在感がある天王のアカガシ。
ぜひ一度、会いにいかれてはいかがでしょうか。

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【天王のアカガシ】神域の樹木として崇められた、推定樹齢500年のアカガシは一見の価値あり

大阪の最北端 能勢町天王で季節の農業・自然体験

季節の野菜(黒枝豆、マコモダケ、お米、ジャガイモ等)の植え付けと収穫体験です。 お土産として天王産のお野菜や農産品をお持ち帰りいただきます。(季節によりお野菜の種類は異なります。)
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「のせむすび」は、能勢町で生活する人々の暮らし方や仕事ぶりなどを取材し、大阪のてっぺんから様々な情報を伝えるメディアです。
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能勢町は大阪府の最北端(てっぺん)に位置する人口9500人の町です。美しい棚田や樹齢千年以上の大ケヤキ、浄瑠璃やだんじりなど、先人から受け継いできた自然環境や伝統文化が残っています。
大阪・京都・神戸から1時間程で行ける、都会から一番近い里山です。

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